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第三十二話後編

 




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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    仮候丁


バイオグラフィー



軍隊に入ったきっかけについて

ずっと働きもせずブラブラしていたんだけど、18のときに徴兵に引っかかってね。
このまま親の脛をかじり続けるわけにもいかないし、ちょうどいい機会だと思ってそのまま今に至るってワケさ。


騎士になったきっかけは

材官だった頃、俺たちが重い荷物を担いで這いずり回ってる横を、
長剣の連中が颯爽と駆け抜けていくのが羨ましくってね。
実家にいた頃から馬には乗ってたし、俺もこうなるしかないって思ったんだ。



秦騎兵として

嶺南に三度派遣されたよ。
騎士になったからには、てっきりオルドスに行くものだと思ってたんだけど
評価が低かったのかな(笑)
帰還する度に昇進だけはしていたけど、人に自慢できるような戦功はないよ。


嶺南の思い出

とにかく酷い場所だったとしか言いようがないね。
俺は騎士なのに、馬の尻を押しながらジャングルを行軍していた記憶しかないよ!





副官として

季隊長はレジェンドだし、他の仲間もいい奴ばかりだ。
皆が良い仕事ができるように頑張るのが俺の仕事さ。



一日の仕事について

日の出に点呼と朝礼をして、まずはウォーミングアップをする。
朝飯を食ったら最初の攻め馬、騎射、フォーメーションの確認を訓練する。
それが終われば休憩になるけど、俺たち幹部は書類に追われている。
午後は予定がなければ午前のメニューを繰り返す。
皆の習熟度や馬のコンディションを確認して、毎回の訓練内容を考えるのも俺の仕事さ。
1日の訓練が終われば点検報告を受けて、異常があれば対応していく。
移動や戦闘がなければだいたいこんな感じだよ。


影響を受けた人物はいますか

親父と兄貴には頭が上がらないね。
実家は名家だったらしいんだが、内戦で没落してからは二人が畑仕事もして家庭を支えてくれていたんだ。


学業について

親父が勉強熱心でね。黄老学の塾に通わされたりしたよ。
もっとも、秦の時代になってからは学問なんかを呑気にしているのは非国民だって言われ始めて、俺もそれ以上続ける気は無かったけど。


軍人以外の職業

特にないよ。家事を手伝ったことがあるぐらいかなあ。



プライヴェートについて

妻と、子供が三人いたんだけど、二人は早死にしてしまったから今は息子が一人だよ。


いつまで軍人を続けるつもりですか?

この戦争が終わったら海辺に土地でも買って、魚でも獲りながら静かに暮らしたいと思ってるんだけどね。